田上駅(たがみえき)は、新潟県南蒲原郡田上町大字田上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である。

歴史

  • 1943年(昭和18年)9月22日:鉄道省の田上信号場として新設。
  • 1946年(昭和21年)6月5日:仮駅として乗降取扱開始。乗車券発売は行わず。
  • 1949年(昭和24年)5月28日:田上駅に昇格。
  • 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止。駅員無配置駅となり、簡易委託駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
  • 2005年(平成17年)4月:湯田上温泉旅館協同組合との簡易委託契約を解除したのに伴い、駅業務は無人化され、売店も閉店。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
    • 5月8日:待合室内に「田上駅あじさい売店」開店。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋によって連絡している。

新津駅管理の無人駅。1番線に面する駅舎には、簡易Suica改札機(入場用・出場用各1台)、乗車駅証明書発行機、飲料自動販売機、トイレ等が設置されている。

改札口横の待合室内には、売店と立ち食いそば店を兼ねる「田上駅あじさい売店」(営業時間11:00 - 17:00)がある。湯田上温泉旅館協同組合の運営により2006年に開店。冷凍麺を使用しているが、つゆや具材等は同温泉の「ホテル小柳」が供給している。『あじさい』の名称が使われているが、これは駅東側の護摩堂山がアジサイの名所であることに由来しているもので、日本レストランエンタプライズ→JR東日本クロスステーションがJR東日本の首都圏内で展開している立ち食いそば店「あじさい茶屋」とは無関係である。なお「あじさい売店」では駅業務受託は行っていない。

2005年までは簡易委託駅で、駅舎南側のスペースには湯田上温泉旅館協同組合が運営する売店が設置され、近距離乗車券(常備券)発売業務も行われていた。

駅前広場にはタクシーが常駐している。

のりば

(出典:JR東日本:駅構内図)

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度) - 2003年度(平成15年度)の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

駅周辺

駅前は古くからの集落、駅裏側は新興住宅地となっている。湯田上温泉の最寄りは当駅、町役場の最寄りは隣の羽生田駅となる。

  • 国道403号
  • 新潟県道55号新潟五泉間瀬線
  • 湯田上温泉
  • 湯田上カントリークラブ
  • 護摩堂山
    • あじさい園

バス路線

新潟交通観光バスの加茂市中心部方面への路線バス及び、新潟市南区内で運行されている南区区バス(レインボーバス)のうち、白根地区南部の庄瀬・茨曽根地域に至る「東部コース」1路線が駅前に設置された「田上駅前」バス停に乗入れている。この他、町の予約型乗合タクシー「ゴマンド号」の乗降場所となっている。

田上駅前

  • 駅前(国道403号沿い)
    • 【新潟交通観光バス】加茂(穀町・幸町)
    • 【新潟交通観光バス】ごまどう湯っ多里館
  • 駅舎正面
    • 【レインボーバス】(東部コース)庄瀬・茨曽根

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■信越本線
羽生田駅 - 田上駅 - 矢代田駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 駅の情報(田上駅):JR東日本

田上駅通過中の四季島 by なべかつ (ID:12079272) 写真共有サイトPHOTOHITO

長野電鉄木島線

駅舎随録 田上駅

JR信越本線田上駅

信越本線 田上駅 YouTube