金 珍圭(キム・ジンギュ、김진규、1985年2月16日 - )は、大韓民国の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー(DF)。韓国代表には10代の頃から招集されており、2006 FIFAワールドカップの代表にも選ばれた。
経歴
兄の影響で小学校4年生の時にサッカーを始めた。高校は「地元の高校に行きたかったんですが、父親と向こうの監督が勝手に決めて(本人談)」韓国サッカーの名門、安東高校へ進学。少年時代からありとあらゆるポジションを経験し、高校時代は身体能力を買われてFWとDFを掛け持ちでプレーしたこともあるという。高校卒業後の2003年にKリーグの全南ドラゴンズに入団し、ここでDF専任になった。2005年、Jリーグのジュビロ磐田に移籍し、右サイドバックやセンターバックとして活躍。磐田在籍2年目の2006年には韓国代表としてFIFAワールドカップ・ドイツ大会にも出場し、W杯最優秀新人候補に選出された。
2007年、全南に復帰し、同年AFCチャンピオンズリーグ出場。翌年の2008年にはトレードでFCソウルに移籍したが徐々に出場機会を減らし、2010年を持って契約満了、2011年からは中国の大連実徳に所属した。
2011年7月、ヴァンフォーレ甲府に移籍し、5シーズンぶりにJリーグの舞台に復帰した。同年12月、甲府より契約の更新をしないことが発表された。
2012年よりFCソウルに復帰。2013年4月2日、ACLのホーム・ベガルタ仙台戦で前半22分に追加点を挙げ、勝利に貢献した。2015年3月4日、ACLのGS第2節・鹿島アントラーズ戦で66分に決勝点を挙げた。2015年でFCソウルを退団。
2016年はタイ・ディヴィジョン1リーグのパタヤ・ユナイテッドFCと契約。同年6月29日にJリーグ・ファジアーノ岡山への移籍が発表された。同年11月28日、契約満了により帰国。
2023年8月22日、FCソウルの監督代行に就任。
所属クラブ
- ユース経歴
- 1999年 - 2001年 安東高校
- プロ経歴
- 2003年 - 2004年 全南ドラゴンズ
- 2005年 - 2006年 ジュビロ磐田
- 2007年 - 同年7月 全南ドラゴンズ
- 2011年7月 - 2010年 FCソウル
- 2011年3月 - 同年7月 大連実徳
- 2011年7月 - 同年12月 ヴァンフォーレ甲府
- 2012年 - 2015年 FCソウル
- 2016年1月 - 同年6月 ムアントン・ユナイテッドFC
- 2016年1月 - 同年6月 パタヤ・ユナイテッドFC (期限付き移籍)
- 2016年7月 - 同年12月 ファジアーノ岡山FC
- 2017年 大田シチズン
個人成績
代表歴
出場大会
- U-19、U-20韓国代表
- 2002年 アジアユース選手権
- 2003年 ワールドユース選手権
- 2004年 アジアユース選手権
- U-22韓国代表
- 2003年 アテネオリンピック最終予選
- 韓国代表
- 2004年 AFCアジアカップ2004、ワールドカップアジア1次予選
- 2005年 ワールドカップアジア最終予選
- 2006年 ワールドカップドイツ大会、アジアカップ予選
試合数
- 国際Aマッチ 43試合 3得点(2004年-2012年)
脚注
関連項目
- Jリーグの外国籍選手一覧
- ジュビロ磐田の選手一覧
- ヴァンフォーレ甲府の選手一覧
- ファジアーノ岡山FCの選手一覧
外部リンク
- 金珍圭 (@kyu_6) - Instagram
- 金珍圭 - Olympedia (英語)
- 金珍圭 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
- 金珍圭 - National-Football-Teams.com (英語)
- 金珍圭 - Soccerway.com (英語)
- 金珍圭 - FootballDatabase.eu (英語)
- 金珍圭 - WorldFootball.net (英語)
- 金珍圭 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 金珍圭 - Transfermarkt.comによる指導者データ (英語)
- 金珍圭 - FIFA主催大会成績 (英語)
- 金珍圭 - J.League Data Siteによる選手データ
- 金珍圭 - ゲキサカ



