波切町(なきりまち)は、三重県志摩郡にあった村。現在の志摩市の一部にあたる。
地理
大王崎の丘陵部に位置していた。
- 海洋:太平洋
- 半島:志摩半島
歴史
- 江戸時代、志摩国英虞郡波切村は、鳥羽藩領で鵜方組に属した。
- 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、英虞郡波切村が単独で村制施行し、波切村(なきりむら)が発足。大字は編成せず。
- 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により志摩郡に所属。
- 1928年(昭和3年)8月1日、町制施行し波切町となる。
- 1954年(昭和29年)8月1日、志摩郡船越村、名田村と合併し、大王町を新設して廃止された。合併後、大王町大字波切となる。
地名の由来
外海の波が荒いことにちなむ。
産業
- 農業、漁業
交通
港湾
- 波切港
名所・旧跡
- 波切神社
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 24 三重県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 三重県の廃止市町村一覧


