2022年北京オリンピックのアルペンスキー競技は国際スキー連盟(FIS)管轄で2022年2月6日から19日まで延慶区の国家アルペンスキーセンターにて実施された。

概要

男女合わせて約300名の選手が出場した。1つのNOCからは最大で男女11名ずつ、計22名まで出場できる。また、個人種目では1種目につき4名まで出場できる。男女2名ずつが出場する混合団体種目には、国別ランキングの上位15カ国と開催国の中国が出場する。

出場選手

出場する選手は、2005年までに生まれていて、2019年7月1日から2022年1月16日の間のFISポイントが規定を満たす必要がある。

  1. 上記の条件を満たす選手が1人でもいるNOCはその性別ごとに1名の出場枠を得る。
  2. 2022年1月17日時点の種目別のワールドカップスタートリストの上位30名に含まれる選手がいるNOCは性別ごとに最大2名まで出場枠を得る。(1.と合わせて男女とも3名まで)
  3. 開催国(中国)の得ている出場枠が性別ごとに2名に満たない場合は、開催国枠として不足する出場枠を得る。
  4. 2022年1月17日時点のワールドカップネーションズカップ(全種目、男女計)ランキングの上位15カ国と開催国(中国)は混合団体の出場資格を得る。もし、1.と2.で得ている出場枠が性別ごとに2名に満たない場合は、不足する出場枠を得る。
  5. 男女各153名から上記1.〜4.で割り当てられた出場枠を除いた残りの出場枠を、2019年7月1日から2022年1月16日の間の成績を基にした割り当てリストにより、NOCに割り当てる。(1.〜4.と合わせて男女とも11名まで)
  6. 割り当てられた出場枠をNOCが辞退した場合は、5.のリストに従って、定員に達するまで、再割り当てを行う。

日本は1.の条件により男女1名ずつの出場枠を得たほか、6.の再割り当てにより女子1名の出場枠を得た。全日本スキー連盟は代表内定選手として、小山陽平、安藤麻、向川桜子の3名を発表した。

出場国

競技日程

競技形式

いずれの種目も斜面に設置された「旗門(ポール)」を順番に通過しながら滑走し、ゴールまでのタイムを競う。滑降とスーパー大回転は1回のタイム、大回転と回転は2回の合計タイム、複合は滑降と回転1回ずつの合計タイムにより順位を決める。

混合団体はパラレル形式の大回転でのトーナメント方式で行われる。並列する大回転コースを2名の選手が同時に滑走する一対一の対戦形式で、先着した選手のチームに1ポイントが与えられる。男女2名ずつ計4試合の合計ポイントで争う。ポイントが2対2で並んだ場合は、男女それぞれでタイムの良い選手の合計タイムにより勝敗を決める。

競技結果

男子

女子

男女混合

国別メダル獲得数

脚注

注釈

出典


本堂の1回目|北京オリンピック・パラリンピック2022:時事ドットコム

北京オリンピック2022 産経ニュース

選手情報|北京オリンピック2022:朝日新聞デジタル

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