スプリングドリュー(欧字名:Spring Drew、2000年3月31日 - )は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2007年の福島牝馬ステークス。
馬名の由来は、冠名+米国女優のドリュー・バリモアより。
経歴
競走馬時代
2002年10月5日、中山競馬場3Rの2歳未勝利戦でデビューし9着。年末の4戦目からダートに転向し、8戦目の3歳未勝利戦で待望の初勝利を収めた。次走は芝に戻って重賞初挑戦となるフラワーカップに出走し、マイネヌーヴェルの7着。その後は自己条件に戻り、一時ダートへの再転向も経験した。
ダート条件戦で2勝、再転向した芝条件戦で1勝を挙げた後、2006年6月に2度目の重賞挑戦でマーメイドステークスに出走するも、10着大敗。その後再び自己条件に戻り、8月の1000万下・三面川特別と9月の1600万下・ニューマーケットカップを連勝。40戦目にしてようやくのオープン入りを果たした。3度目の重賞挑戦となった10月の府中牝馬ステークスは6着。続く福島記念と愛知杯は共に二桁順位の惨敗に終わった。
2007年は4月の福島牝馬ステークスより始動。後方待機で脚をため、直線で前を走るフラッグシップ・ヤマニンメルベイユ・コスモマーベラスを上り最速の脚でまとめて交わし、7歳・44戦目にして重賞初優勝を果たした。
翌5月はGI初挑戦でヴィクトリアマイルに出走するも、13着の惨敗。その後も勝利を挙げることはできず、11月のエリザベス女王杯を最後に競走馬を引退した。
繁殖牝馬時代
競走馬引退後、白老町の習志野牧場で繁殖入り。後には辻牧場や堀弘康牧場でも繋養された。
2012年7月1日、初仔のスプリングパリオが3歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。
2019年10月26日付で繁殖牝馬を引退。現在は功労馬としてホーストラスト北海道で余生を過ごしている。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
繁殖成績
- 2024年10月8日現在
血統表
- 祖母シヤダイアグリーの半妹グローバルダイナは阪神牝馬特別など重賞3勝。その孫にスワンステークスなど重賞4勝のプリサイスマシーン、曾孫にファンタジーステークス優勝馬のマルモセーラ。
- 3代母グローブターフは1966年愛知杯勝ち馬。
- そのほかの近親にオリジナルステップ、サンライズジェガー、ウインフルブルーム、メインキャスター、メイプルロード、マイネルジャパン、ウインジェネラーレ。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ
- 競走馬のふるさと案内所
- 引退名馬




