アウゲライト、アウゲ石(アウゲル石)、燐礬土石、Augeliteは、アルミニウムを主成分とする燐酸塩鉱物。1868年、スウェーデンのヴェスタノー鉱山で発見され、その特徴的な真珠光沢の輝きからギリシャ語の「Auge(輝き、光沢の意)」に因んで名付けられた。燐礬土石の名は、燐とアルミナ(礬土)を含むことに由来する。
近年、アウゲル石と表記される場合が多いが、 由来を考慮するならば「アウゲ石」の方が適切である。(実際、地質調査所資料室の中国地質用語 -鉱物名編②- にはアウゲ石と記載されている。)
主要産出国
スウェーデンの他に、アメリカ合衆国、ペルー、ボリビア、オーストリア、ブラジル、ルアンダ、カナダ、ウガンダで産出する。日本でも燐酸塩鉱物の宝庫である山口県阿武郡阿武町日の丸奈古鉱山で1977年に発見されている。
ギャラリー
関連項目
- 鉱物 - 燐酸塩鉱物
- 鉱物の一覧
- 宝石、宝石の一覧
脚注




